米沢観光コンベンション協会
桐下駄の本場は会津というのが通説ですが、かつてその何割かは米沢の桐材で作られたと言われています。
雪国の桐は固く、とくに会津や米沢の桐は目のきっちりとつんだ良材です。 生産量こそ少ないものの、昔ながらの亀下駄、後丸、雪下駄から右近履きまで何でもできます。 特に珍しいのはビッカ。 幼児用の桐下駄ですが、作っているの国内でも米沢だけだそうです。 下駄のいしぐら(名入れ)もしてくれて、お土産に大変喜ばれます(1足850円)。 もちろん手作りで、固くて軽く、縫歯が少ないため、安いのが米沢下駄の良さ。 物産館か市内の各下駄屋でお求めください。 |
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これをさらに本格的な産業として開発したのは米沢藩中興の名君として知られる上杉鷹山公。
疲弊した藩の財政建て直しを図るため、下級武士と家中の娘達の内職として機(はた)を織らせました。
現在では伝統的な手機を使った草木染織、ぜんまい織などから、全国生産の9割を占める呉服、洋装の婦人服まで、多くの品々を生産しています。